埼玉大学教育学部附属特別支援学校

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【中学部】10月 2年生 現場実習体験

2年生は、2日間にわたって、高等部が行っている現場実習(校内実習)を体験しました。

今回体験したのは、「手帳の解体」の作業です。今年度は、改修工事の関係で中学部棟の作業室を使いましたが、例年は高等部の活動場所やその隣などで体験をしています。

体験の前には、進路指導主事から高等部の生活や進路に向けた取り組み、現場実習とは何かについてお話をききました。

また、実際に高等部の生徒たちが実習を行っている様子を見学してきました。

手帳の解体は、帯、カバー、スピン(しおり紐)などを外すだけでなく、ビニールコーティングされている紙や厚紙、シールなど、手帳自体の素材によって分解して仕分ける必要があります。

各素材や部品別に分けたら、検品を受けて、次の材料をもらってまた作業に取り組みます。

報告や相談の仕方、言葉遣いなども実習で学ぶ内容となっていて、中学部の段階では、それらに気づくこと、働く・働く学習や実習についてイメージや見通しをもつことが大事だと考えています。

2日間の実習体験、みんなとてもよく頑張っていました。就業体験で経験してきた働く態度や言葉遣いについても、意識して気を付けている様子も見られました。来年は中学部の校内実習として2週間の働く経験をします。今年学んだこと、気づいたことをぜひ来年につなげてほしいと思います。

(2023.11.02更新)