埼玉大学教育学部附属特別支援学校

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学校経営方針

学校教育目標(令和元年度より)

本校は、保護者とともに知的障害のある児童生徒の自立と社会参加をめざし、生活に即した学習や体験的な学習を通し、一人一人のもてる力を最大限に発現させることによって、社会の主体としてたくましく 生活できる子どもを育てるために、下記の通り学校教育目標を設定する。

自己実現を目指して物事に積極的に取り組み、
生き生きと社会生活のできる児童生徒を育成する

本年度の重点事項

学校目標や本校の課題を踏まえ、本年度、重点的に進める事項をまとめた。

①将来を見据え、自立と社会参加に向けた系統的な学習指導の充実

【目標】将来を見据え、一人一人の児童生徒が自立や社会参加に向けて生きる力を着実に身につけることができる学習指導を展開する。

  • 自立と社会参加をめざす「各教科等を合わせた指導」における学習指導と「個別の指導計画」における学習評価を充実させる。
  • 将来を見据えた小中高12年間の教育課程について共有し学習の系統性を整理する。

②安全で安心して生活できる教育環境づくり

児童生徒が安全に安心してもてる力を発揮できるよう、人的・物的な教育環境を整備し、充実を図る。

  • 訓練を通し安全マニュアルの不断の見直しを行う。
  • ヒヤリハット事例の共有で未然予防意識を醸成する。
  • 体罰や不適切な指導を行わない。
  • 安全点検・物品点検の徹底と改修工事の円滑な実施。

③各教員の専門的指導力の向上

各教員が学習指導や特別支援教育に関する専門性を高める。

  • 研修案内を充実し校外研修への参加を推進する。
  • それぞれが役割を持って学校研究を推進するとともに、研究協議会等において本校の実践を報告・発信する。
  • 大学や地域と連携をはかり、特別支援教育の専門的技量を高める。

④保護者と連携した特別支援教育の推進

校内外の教員及び専門家、関係者と協働し、埼玉県及びさいたま市の特別支援教育の振興に努める。

  • 家庭と学校が指導方針について共通理解をもち、登下校を含む社会自立を図る指導・支援を充実させる。

⑤教育効果とバランスのとれた働き方改革の推進

効果的で持続可能な教育実践や業務改善に取り組み、共有や応用を図る。

  • 時期を押さえた効果的で持続可能な教育実践モデルや業務スタイルを蓄積し、ノウハウを蓄積・共有する。
  • 勤務時間・超過勤務を意識して勤務する。
  • グループウェア等のICTを活用し、会議や打ち合わせ、保護者連絡等の効率化を推進する。