本校の研究

本校では、学校課題や特別支援教育の動向をもとに研究テーマを設定し、よりよい教育、よりよい授業を目指して、全校で実践研究に取り組んでいます。また、令和7年度は12月上旬に「特別支援教育公開授業研究会」を実施する予定です。
研究協議会・公開授業研究会では、県内外の特別支援教育に携る方、関心をおもちの方を対象として、埼玉大学、埼玉県・さいたま市等から指導助言者の方々をお招きし、実践をご覧になっていただいたり、研究成果や研究に基づいた授業実践を発表したり、研究協議を行ったりします。毎年、多数の参会者による授業参観、活発な意見交換等が行われ、授業の質の向上に努め、本校の性格の1つである教育に関する理論及び実践についての研究・実証に取り組んでいます。
【今年度の予定】
公開授業研究会 令和7年12月13日(土)
【令和6年度(3年次/最終)】
令和6年度(3年次)は、研究目的を「『各教科等を合わせた指導』において、2年次までの研究成果をもとに、学習内容の明確化、学習評価の改善・充実を図り、授業実践を通して、学習評価を効果的に活用した児童生徒の「確かな学び」を育む授業づくりの要点をまとめる。」として、各学部で検討しまとめた「児童生徒の『確かな学び』を育む授業づくりの要点」を活用しながら授業検討、実践を重ね、児童生徒の「確かな学び」についての見取を行いました。

【令和5年度(2年次)】
令和5年度(2年次)は、研究目的を「『各教科等を合わせた指導』の単元において、学習する各教科等の目標・内容を明確にし、それらに対する学習評価の在り方を探る」として、単元に焦点を当て、単元で取り扱う各教科等の目標・内容の整理と、単元計画の検討を行い、授業実践を交えながら、単元を通した各教科等の学習評価の方法や考え方を検討しました。
➡単元の評価シート書式(Excelデータ)
【令和4年度(1年次)の取組】
「合わせた指導」の1単位時間の授業において、学習する各教科等の目標・内容、評価規準を明確にし、学習評価の方法を探ることを目的としました。そして、「合わせた指導」の1単位時間の授業において、どの教科の目標・内容を扱っているか、評価規準をどのように設定し評価するかという考え方を整理し、考え方の枠組み「授業づくりのフレームワーク」を作成しました。
【令和4年度からの研究テーマ】
児童生徒の確かな学びを目指した授業づくり
ー「各教科等を合わせた指導」における学習評価の研究ー
本研究では、「確かな学び」を、「『確かな学力』及びそれを身に付ける過程で、自身の学び方、ともに学ぶ仲間や相手、環境を意識し、実際の生活の場面で活用できること」と、定義しました。