埼玉大学教育学部附属特別支援学校

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校長挨拶

 前任の吉川はる奈校長を引き継ぎ、令和5年4月1日に附属特別支援学校校長及び併設する教育学部附属特別支援臨床研究センター長を拝命いたしました、石川泰成と申します。どうぞよろしくお願いいたします。現在、教育学部の身体文化講座に所属をしており、教員養成とともに体育・保健体育のよい授業とは、について研究を進めております。大学での勤務以前には、教育学部附属中学校での勤務経験もあり、ご縁を感じるとともに重責に身が引き締まる思いでおります。これまでの学校現場や教育行政での経験を生かしながら、教職員、保護者、地域のみなさまと連携して教育実践を深めてまいりたいと存じます。引き続きのご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、本校は、1972 年(昭和 47 年)4 月に埼玉大学教育学部附属養護学校として開校し、その後2007年度(平成19年度)から特別支援教育が本格的に実施されたことに伴い、校名を「埼玉大学教育学部附属特別支援学校」と改め現在に至ります。令和4年度は50周年の記念の年にあたり、記念式典の挙行、記念誌の編集発行をすることができました。これまで、本校に携わってこられた全ての皆様に、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。

 こうした伝統を大切にしながら、本校ではさらに先を見据え、新たな一歩を踏み出してまいる所存です。埼玉大学教育学部の附属学校として、知的障害のある児童生徒の教育の充実と先導的な実践研究の推進に努めてまいります。

 まずは、学校教育目標「自己実現を目指して物事に積極的に取り組み、生き生きと社会生活のできる児童生徒を育成する」の実現に取り組みます。児童生徒の自立と社会参加をめざし、生活に即した学習や体験的な学習を通し、一人一人のもてる力を最大限に発現させることによって、社会の主体としてたくましく生活できる子どもたちを育成いたします。また、教育学部附属学校としての使命を果たします。将来の特別支援教育を担う教員の養成のため、埼玉大学教育学部学生の教育実習、同教職大学院の大学院生が学ぶ実習科目(実地研究)の場として、質の高い実習環境を整えます。さらに、「特別支援教育臨床研究センター」と密接に連携しつつ、臨床研究や教育研修の実施、専門相談員による個別相談、学校コンサルテーション活動など地域への貢献に努めてまいります。

 これからも、子どもたち一人一人の自己実現を目指し、特別支援教育の教育拠点、研究拠点としての役割を果たしていく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

校長  石川 泰成(いしかわ やすなり)

全附P連 絵画コンクール2022【好きっちゃ賞】
中学部3年 平優里
「大好きなおじいちゃんの庭で、 大好きなみんなと大好きな花火をしたよ」