埼玉大学教育学部附属特別支援学校

全校朝会では、大谷選手から送られたグローブのお披露目と始球式がありました。小学部の児童が楽しそうにボールを投げて、みんなで盛り上がりました。

校長の石川先生は、大谷選手のメッセージを読み上げたあと、こんなお話をされました。

「私が感銘を受けたのは、大谷選手が『自分を成長させてくれたのは野球』と言っていること。好きなこと、やってみたいこと、そういうことが自分を支え、成長させてくれる。みなさんも、好きなこと、やってみたいことを見つけて、がんばってほしい。」

大谷選手のように、必ずしも好きなことが直接仕事になるとは限りません。しかし、自分自身を振り返ってみても、仕事だけでなく、好きなことに取り組んできた時間や、やってみたいことに挑戦した経験が今の自分を作っていると感じます。本校は、児童生徒の将来の姿を「家庭」「職場」「余暇」の３つの場から考える取り組みをしています。中学部でも様々な経験、学習を重ねる中で、「家庭」「職場」「余暇」につながる、大好きで熱中できるもの、ひたむきに取り組み続けられるものを見つけてもらえたらと思っています。

また、全校朝会では、各学部の１年生から３学期がんばりたいことの発表がありました。中学部1年生は、がんばりたいことの中に「ピザ屋さんをひらく」が入っていました。学習発表会でも宣言していましたが、３学期のお店も楽しみです。