【中学部】6月 授業の様子・しいのきハウス清掃
中学部の宿泊学習が終わり、学部全員で「しいのきハウス」の清掃を行いました。
まだクラスで振り返りやまとめの学習があるところもありますが、これで宿泊学習に関する学習は一区切りです。
宿泊学習は、ただ「泊まる」ことがねらいなのではなく、本校が大事にする「総合学習」(現在でいう「生活単元学習」「作業学習」などの「各教科等を合わせた指導」を中心とした教育方針)の考え方の実践でもあります。
4月にお配りした中学部の教育課程には、「生活単元学習」のねらいを以下のように書きました。
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〇生徒がもてる力を最大限に発揮することのできる実際的で体験的な学習機会を設定し、生徒が自ら活動に対する意欲や行動を喚起させたり、生活にかかわる技能技術を獲得したり、日常の生活にある課題を解決したりすることができるようにする。
〇学部や学級の集団の中で、多様性や互いを認め合う経験を重ね、ルールを守ることや思いやりのある行動をすることの大切さを知る。
○社会とのつながりを感じることのできる経験を積むことで、社会の一員であることや自己を大切にすることを理解し、行動できるようにする。
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これらのねらいを、1泊2日の「生活そのもの」を通して学ぶことが宿泊学習だと考えています。ぜひご家庭でも、宿泊学習の2日間で、何をがんばったか、何が楽しかったかを聞いていただき、がんばったこと・楽しかったことをご家庭でのご指導やご支援につなげていただけたらと思います。その際に、このブログがリマインダー、生徒たちが自分が頑張ったことを思い出すきっかけになっていたらと思います。
保護者の皆様には、事前学習や準備の段階からご理解・ご協力いただき、誠にありがとうございました。次の学部行事は7月に予定している林間学校になります。林間学校でも今回の学びをつなげながら、生徒たちが楽しく主体的に学ぶ姿を支えていきたいと思います。今後もよろしくお願いいたします。
(2024.06.14更新)