埼玉大学教育学部附属特別支援学校

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【中学部】6月 授業の様子・紙すき班

紙すき班は、葉書の量産中。一人一人が自分の得意なこと、できるようになったことに集中して取り組むことで、みんなで1枚ずつ葉書を作り上げます。

今年の作業学習が始まって2か月余り。自分の担当する工程や役割をおぼえて、どんどん自分から取り組む姿がたくさん見られるようになりました。できることが増えたり、新しい工程を担当することを楽しみにしている様子も見られます。

作業学習で身に付けてほしいのは、自分の役割を理解して取り組む力や、目的・目標に向けて努力すること、仲間と協力して活動に取り組むこと、働く楽しさや誰かのために頑張る喜びだったりします。「紙すき」や「農園芸」はそれらを身に付けるための手段・方法です。

中学部の段階では、作業に取り組んだことで「他者に感謝・賞賛された」という経験をたくさん積むことが大切だと考えています。1学期の作業学習の時間も残り数回となりました。今学期の経験、学びをさらに次の学習へとつなげていきたいと思います。

(2024.06.28更新)