埼玉大学教育学部附属特別支援学校

　本日、１学期の終業式を迎えることができました。緊張した面持ちで校門をくぐってきた入学式、新しい学年への期待に胸をふくらませて登校してきた始業式から、もう4か月が経とうとしています。

　終業式では、石川校長より、各学部で目指す姿についてお話がありました。中学部の目指す姿は「やるべきことをやる生徒」「やる気のある生徒」「仲間とともに学ぶ生徒」です。中学部の３年間でこの姿になれるよう、２学期もがんばってほしいというお話を聞きました。

　池澤副校長は、各学部の１学期の取組を写真で紹介しながら１学期を振り返りました。中学部の各学級の授業や林間学校の様子も紹介されました。

　終業式後には、中学部・高等部の生徒向けに「夏休みの過ごし方」についてのお話がありました。①規則正しい生活を送ること、②不審者やトラブルにあったときなどの対処方法、「いか・の・お・す・し」、行かない、乗らない、大声で叫ぶ、すぐ逃げる、知らせるや、③熱中症対策などについてお話を聞きました。２学期、また元気に登校できるよう、ご家庭でも確認、指導をお願いいたします。

　１学期を振り返ると、１年生の「ピザ」、２年生の「スイーツマップ」や「校内の写真撮影」、３年生の「はたらく学習」など各学級の学習活動や、学部交流会、運動会、宿泊学習、林間学校などの学校・学部行事がもりだくさんの４か月でした。

　これらの経験を通して、生徒たちはたくましく、力強く成長していると感じます。何より、学校生活を楽しみ、仲間と過ごすことを楽しみ、学ぶことを楽しんでいる様子が見られました。自信をもって楽しみながら取り組んだことで、新しいこと、やってみたかったことにも挑戦できた１学期になったのではないかと思います。

　本日お配りした通知表には、生徒たちの成長の様子が書かれています。ぜひご家庭で、写真を見ながらお子さんと一緒に１学期を振り返ってください。できるようになったこと、頑張ったことをたくさん褒めてあげてください。そして、「次はこんなことがやりたいね」「こんなこともできるといいね」と２学期に対する期待や夢をふくらませていただけたらと思います。

　保護者の皆様には、日頃より本校の教育活動にご理解ご協力をいただき、ありがとうございます。至らぬ点やご心配をおかけしたことも多々あったかと思いますが、いつも温かく見守っていただき、ありがとうございました。

　２学期もまたご家庭と連携・協力して生徒たちを支えていきたいと考えております。今後もご支援とご協力の程よろしくお願いいたします。