埼玉大学教育学部附属特別支援学校

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【中学部】10月 授業の様子・サーキット運動

火曜から金曜の1校時に行っている「朝会・運動」には、マラソン、サーキット運動、トレーニングの3種類があります。改修工事が終わり、また中庭が使用できるようになったため、2学期からサーキット運動は以前のように中庭で行うようになりました。

ただし、サーキット運動の種目については以前と同様にはできないものがあります。工事に伴い、老朽化していた丸太の橋や丸太渡りは撤去されたため、各種目の内容については、新しい種目などを取り入れて現在、調整しているところです。

こちらは、丸太渡りの代わりにプラスチックの島を渡る「島渡り」。自分でどの色の島を踏んでいくかを決めて、バランスをとりながらジャンプして渡っていきます。

「ロープ引き」は、以前のように上下に引き上げる形になりました。砂の入った重しをロープをたぐって引き上げます。体重をかけるのではなく、腕の力だけで手を交互に持ち替えながら引き上げることが目標です。

「築山」は、坂道を駆け上がり、また駆け下ります。斜面の傾きに応じて、足の裏、足首、脚全体を使って上る・下りる練習です。

他にも、「缶叩き」や「飛び越しくぐり」、「ミニハードル」など、体のいろいろな動きを経験し、鍛える種目があります。

中学部の体育には、毎朝の「運動」の時間と水曜4校時の「体育」の時間の2種類があります。毎朝行う運動では、マラソンは持久力を、サーキット運動は体の動かし方を、トレーニングは筋力アップと柔軟性の向上をねらいとして、「個々の力を高める機会」と考えています。一方で、「体育」の時間は、ボールなどを用いたスポーツに集団で取り組み、集団性やかかわりの力を高めながら、仲間とともに体を動かす楽しみを味わってほしいと考えています。

もう少ししたら、11月の「マラソン記録会」に向けてマラソンの時間を増やしていきます。今後も、個々の体力の向上と、集団に参加して体を動かすことを楽しむこと、体育の学習としてどちらも大事にしていきたいと思います。

(2024.10.02更新)