埼玉大学教育学部附属特別支援学校

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【中学部】10月 1年生・校外学習「バターづくり体験」

1年生は宿泊学習1日目の日中に、校外学習で牧場へ行き、生乳からバターを作る体験をしてきました。

駅から歩いて牧場へ。

係の人からバターの作り方の説明を聞きました。

作り方はシンプル。脂肪分の多い生乳をとにかく振り続けること!

振って、振って、振って…だんだんと塊が出来てきました!

バター完成!

自分で作ったバターをクラッカーに塗って、試食タイム。作りたて、ふわふわのバターの味は格別だったようです。

バターづくりの体験の後は、牧場内を散策。手を食べられないようにね。

最後に、牧場でとれた生乳を使ったソフトクリームやジェラートを食べました。

ソフトクリーム、ジェラート、自分の好きなもの、好きな味を選んで、大満足だったようです。

学校へ帰る途中、ファミリーレストランで昼食。食べてばっかりになっちゃたかな…いや、その分たくさん歩きましたね。

自分たちが取り組んでいるパン作りに関連して、バターの作り方、何からできているかを知ることが今回の校外学習のねらいの1つでした。しかし、生徒たちが学んだのはバターの作り方だけではありません。身の回りで売られている製品には原料となる食材があること、そうした食材を加工することで普段口にしている料理が作られることなどを、今回のバターづくりや生活単元学習で取り組んでいるパン作りを通して、感じて、知って、体験して、他の食材や料理も同じであることを学んでいます。そして、こういった経験を重ねることで、身の回りの物事や社会の仕組みなどを体験的に学び、身に付けていくことができると考えています。

これからも、「校外学習楽しかった!」はもちろん、その上で学んだこと、経験したことを自分の生活と結び付けて考えられるように学習を積み重ねていきます。ぜひご家庭でも、これをきっかけに身近な食材や料理の成り立ちなど、話題にしていただけたらと思います。

(2024.10.11更新)