埼玉大学教育学部附属特別支援学校

２年生は、埼玉福祉事業協会さんの施設で３日間の就業体験を行ってきました。

１日目、２日目は「あかしあの森」と「花の食品館レストラン」の２か所に分かれて体験を行いました。

「あかしの森」では、おしぼりのクリーニングやパン工房でパン作りの体験をしました。

「花の食品館レストラン」では、接客やキッチンの体験をしました。

３日目は、全員で「ゆずり葉」でパン工場の体験をしました。

３日間、いろいろな仕事や職場の様子を実際に見て体験したことで、働くことや自分の将来について考えるきっかけになったようです。日頃自分たちが、おしぼりを使ったり、おいしいパンを買ったり、レストランで食事をしたりできるのは、そこで働く人たちが一生懸命仕事をしてくれているからだということも感じてくれていたらうれしいな。

今回の就業体験は、どのような職場でどんな仕事をしているかを知ることをねらいとしていました。中学部のキャリア教育は、１年生の「お店」に始まり、２年生の「就業体験」、３年生の「校内実習」へと学習をつなげていくことで、「誰かのためにがんばる」という働く意欲を培い、将来の自立と社会参加を目指しています。これからも、いろいろな学習を通して、自分の得意なことや頑張りたいこと、将来やってみたいことを大きく広げていってほしいと思います。