埼玉大学教育学部附属特別支援学校

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【中学部】11月 1年生 生活単元学習・ピザ屋オープン!

1年生は、これまでの学習を生かしてピザ屋をオープンしました。お店の名前は「Pizzeria da Happy(ピッツァリア・ダ・ハッピー)」、幸せのピザ屋という意味だそうです。

これまでのピザ作りに加えて、しいのき林を「お店」にするための準備も進めてきました。

しいのき林を彩る「ガーランド」も1つ1つ木材を切り出して色を塗って作ったものです。

ピザを焼く窯も改良してきました。

お店の「顔」でもある看板は、デザインも制作も、生徒たちの手作りです。

今回のお店では、1日目に学校の事務室の方々や警備員の方、副校長を、2日目には保護者の方々をお客さんとして招きました。

もちろん、ピザは1枚1枚ていねいに手作り。

お客さんを迎える準備も頑張りました。

さあ、いよいよ開店!

デザートには、ジェラートとカフェラテを。

1つ1つ手作りで準備してきたお店で、おいしいピザに、ジェラート、カフェラテ、そして心を込めたおもてなし。お客さんたちは、とっても喜んでくれたと思います。

1年生は、これまで「ピザ」を軸として、様々な学習に発展させ、生活を通して学びを深めてきました。今回の「お店」はそれらの学習のまとめの1つであり、さらに他者に喜ばれる経験にもなりました。中学部では、他者のために何かをして、その行為を感謝・賞賛されるという経験を積むことが、将来の働く力、社会参加につながると考えています。今回のお客さんをもてなし、感謝・賞賛されたという経験が次の学習のスタートにもなります。

12月の学習発表会では、これまでの学習の過程や成果を発表する予定です。どのような発表になるか、今から楽しみです。

(2023.11.08更新)