埼玉大学教育学部附属特別支援学校

３年生は、先週末に卒業旅行に行ってきました。今年の卒業旅行の目的地は、あの、夢の国「ディズニーランド」。

電車の遅れなどのトラブルもありましたが、無事に到着、はやる気持ちを抑えて、いざ入園！

まずは、みんなが乗りたいと言っていた「カリブの海賊」に向かいます。

まさか、あんなところで落ちるなんて…。びっくりしましたね。

続いて向かったのは「スター・ツアーズ」。

ロボットや様々な仕掛けで、乗り場までの道のりも楽しかったですね。こちらでも、３年生の絶叫が響き渡りましたが、楽しく宇宙へ旅してきました。

お昼を食べに移動。

腹ごしらえが済んだら、次は「プーさんのハニー・ハント」へ。

移動しながら、パレードも見られました。知っているキャラクターが出てくると、自然と気持ちも盛り上がりましたね。

途中で記念撮影。

待っている時間も友達と一緒なら苦にならない⁉︎

男女に分かれて、「アリスのティーパーティー」へ。男子はちょっとぎゅうぎゅうかも…。

次は、「ピノキオの大冒険」へ。

そして、本日の目玉⁉︎「ベイマックスのハッピーライド」へ。

最後は、お土産を買いに。

名残を惜しみながら帰宅の途につきました。

３年生の卒業旅行は、２学期の校内実習のお給料や潰したアルミ缶の売り上げを使う学習の一環にもなっています。

働いて得た報酬で、楽しいことをしたり、欲しいものを買ったりする。将来、働いて生活するためには、働く目的が必要です。中学部では、１年次にお店を開いたり、職業模擬体験を行ったりすることで「他者から感謝・称賛される経験」をたくさん積み、誰かのために何かをすることに喜びを得られるようにしています。２年次には、職業体験や高等部の現場実習体験を通して、実際の職場や働く態度などを学びます。そして、３年次の校内実習で、はじめて働いて給料を得る経験をします。このような３年間の積み重ねを通して、他者のために働くことが自分の楽しみや欲しいものを得ることにもつながることを知ってもらいたいと考えています。

この日、３年生たちは、友達と過ごす楽しさを感じ、校内実習の達成感をまた思い出し、そしてきっと中学部の忘れられない思い出が１つ増えたことと思います。３年生たちが次に頑張るのは、卒業式。中学部の３年間の学び、積み重ねてきた経験を生かして、思い出に残る卒業式にしましょうね。