埼玉大学教育学部附属特別支援学校

本日の修了式をもちまして、今年度を修了しました。

修了式では、各学年の代表が修了証を受け取りました。卒業式の３年生の様子をよく見ていたのでしょう、修了証の受け取り方や礼の仕方もとてもしっかりしていました。

また、修了式のあとには、県立総合教育センターの「夢ネット子供ギャラリー」に掲載された１年生の「レッツゴー・ベーカリー」の看板の表彰や、漢字検定の合格者の表彰が行われました。

また、表彰後には「春休みのすごし方」についてお話がありました。

長期休みの前には毎回お話ししている内容ですが、春休みに気を付けること、頑張ってほしいこととして、次の４つのお話をしました。

「１ きそくただしいせいかつをしよう」「２ けんこうにきをつけよう」「３ じこにきをつけよう」「４ しんねんどのじゅんびをしよう」

ぜひご家庭でもご確認いただき、ご指導いただけたらと思います。

教室にもどってから、一人一人、前に出て、今年がんばったこと・できるようになったことを振り返りながら通知表・修了証が手渡されました。

修了証を受け取る生徒たちの顔からは、４月の入学式・始業式から今日までの１年間で、大きく成長した様子が感じられました。４月からは、１年生は先輩に、２年生は最高学年となります。今年の３年生のように、後輩たちを優しく迎え、共に頑張る姿を期待しています。

本校では、個別の指導計画は、お子様の成長やできるようになったことや、有効な支援方法、評価と次の目標などを記録してご家庭と学校が共有するためのもの、通知表は子どもたち自身が今学期がんばったことを振り返るためのものとしています。毎学期末お伝えしていることではありますが、ぜひ、ご家庭でもお子様と一緒に通知表をご覧いただき、今学期・今年度を振り返り、改めてお子様が得た経験、感じた達成感を確認していただけたらと思います。

最後になりましたが、保護者の皆様には、中学部の教育活動にご理解・ご協力を賜りましたこと、また、いつも生徒たちの姿を見守り、支えてくださったことに、改めて感謝申し上げます。毎日の登下校の見守りや送迎をはじめ、PTA 活動や授業へのご参加・ご協力など、ご多用の中、またご家庭のご事情等もある中、誠にありがとうございました。お母様、お父様、ご家族の方々がいつも温かく、時には厳しく、そして愛情をもってお子様を支える姿には、見習わせていただくことばかりでした。

桜のつぼみも膨らみはじめ、春の訪れを感じさせる暖かな日も多くなりました。学校では、春は出会いと別れの季節であり、新しいスタートへの期待に胸をふくらませる季節でもあります。４月には６名の新入生を迎え、また新しい中学部が始まります。これまでの成長を土台に、来年度も生徒たちが 元気に頑張る姿・挑戦していく姿をご家庭と共に支えていきたいと考えています。今後も変わらぬご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

１年間、ありがとうございました。