埼玉大学教育学部附属特別支援学校

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【中学部】2月 3年生 校内実習・2週間終了

先週末、3年生は2週間の校内実習を終えました。雪による休校もありましたが、合計で170kg以上のアルミ缶をつぶしました。一番多い日は1日で40Kg!ここ数年間では最高記録だと思います。

アルミ缶を回収にきてくれたのは「木皿商店」さん。どこかで聞いたことある名前ですね。もしかして。

つぶした缶をトラックに積み込みます。2tトラックがいっぱいになりました。

つぶした缶の代金をお給料としていただきました。

人生初のお給料!生徒たちは、いただいた封筒をうれしそうにながめていました。

最後に木皿商店さんにお礼の挨拶とプレゼントをお渡ししました。

ご協力いただいた木皿商店さん、ありがとうございました。

3年生は、これからの学習で、いただいたお給料を卒業旅行でどのように使うかを考えます。1年生、2年生と積み重ねてきた「はたらく学習」の集大成として、働いた対価を得て、そのお金をどう使うかを考える。こうした学習が高等部やその先の進路での生活につながっていきます。

また、生徒たちは、普段は保護者の皆様がどのように働き、どのようにお給料を得て、どうやってそのお金を使われているかを考える機会はあまりないかもしれません。こうした学習をきっかけに、保護者の皆様の職業観・勤労観や、お金とその使い方の大切さについてもぜひご家庭で話題にしていただけたらと思います。

校内実習が始まった当初、1日働き続けることへの不安感や身体の疲れも見られましたが、実習が終わるころには、作業を楽しみ、目標をもって取り組む姿が見られました。働いてお金をいただくということは、自分の仕事に責任をもつことでもあります。それは働く楽しさを感じることであると同時に、働く厳しさを知ることでもあると思います。この3年間の学習が将来のはたらく生活の土台となってくれることを願っています。3年生のみなさん、2週間お疲れさまでした。とっても頑張りましたね。

(2024.02.15更新)